技術・業務

Access業務システムは限界?はじめてでも安心の「システム移行・再構築ガイド」

はじめに

「Accessでずっとやってきたけど、このままで大丈夫かな…」
「ファイルが重い、エラーが出る、誰も中身が分からない」
そんな不安を感じていませんか?

 現在Microsoft Officeに含まれるAccessを業務システムとして活用している企業は、国内で数百社~数千社と言われており、根強い人気があります。
 Accessはとても便利なツールですが、長く使うほど“業務の足かせ”になることもあります。
 この記事では、Accessからの移行に不安を感じている方へ向けて、

  • 移行を判断するポイント
  • 費用対効果のある移行方法
  • スクラッチ開発の適性
  • 移行を成功させるステップ

を通して、“はじめてでも安心して進められる”方法をご紹介します。

Step1:まずは「今の課題」を整理する

 以下の項目に当てはまるものはありますか?

  • ファイルを開くのに時間がかかる
  • 同時に使うとエラーが出る
  • 作った人しか中身が分からない
  • 修正したいけど、どこをどう直せばいいのか分からない
  • 使っていない画面や機能がたくさんある ・データ量が増え、動作が重い/壊れやすい

 Accessのシステムが限界に近づいているかどうかは、これらの項目を見ると判断できます。もし2つ以上当てはまるなら、「早めに見直しを進めるべきサイン」です。

Step2:「本当に移行が必要?」と迷った時の判断基準

 Accessから移行する理由は、トラブルを未然に防ぐだけでなく、業務の見直しや効率化にもつながるからです。

よくある不安とその実際:

  • 今の仕組みをそのまま再現できる?
    → 現場の業務プロセスに合わせた“最小構成”で構築すれば費用を抑えられます。
    むしろ、使いにくいシステムを使い続ける“ロス”のほうが大きいケースも多いです。
  • 作り直すと費用が高くなる?
    → 現場の業務プロセスに合わせた“最小構成”で構築すれば費用を抑えられます。
    むしろ、使いにくいシステムを使い続ける“ロス”のほうが大きいケースも多いです。
  • 何から始めればいい?  
    → 次のステップを参考に、1つずつ整理しましょう

Step3:スクラッチ開発という選択肢

 Accessシステムを長年使っている企業の多くは、業務が独自に最適化されていて、市販のパッケージでは対応しきれないという特徴があります。
 そのような企業にこそ、スクラッチ開発(完全オーダーメイドの開発)が向いています。

スクラッチ開発のメリット:

  • 現場の流れに合ったシステムが作れる
  • 不要な機能がなく、使いやすさ重視
  • 拡張性が高く、将来的な変化にも柔軟
  • Accessで培ったノウハウをそのまま新システムに活かせる

 「うちは業務が特殊で…」という企業ほど、スクラッチ開発による“業務に合ったシステム化”のメリットを得やすくなります。

Step4:移行の進め方(6つのステップ)

 Accessからの移行は、次の順序で進めるとスムーズです。

1. 今のAccessの内容を整理
 「どんな画面・処理があるか」等、画面、テーブル、機能、処理フローなどを整理します。
2. 課題・改善ポイントの洗い出し
 「どこが不便か」「今後どうしたいか」を現場ヒアリングで明確化。
3. 新システムの設計(必要最小限でOK)
 業務に合う形で、無駄な機能を省きつつ再設計します。
4. データ移行の計画と実行
 Accessで管理しているデータを新システムに移す手順を設計します。
5. 実際に動かして確認(プロトタイプ)
 画面や操作感を確認し、必要に応じて改善します。
6. 段階的に切り替え、運用開始
 業務を止めないように、移行期間中は並行稼働も可能です。

Accessを使い続けることによる企業側のリスク

 Accessを使い続けることに関して、経営視点で見ると次のような“将来の事業リスク”が考えられます。経営層が特に意識すべきポイントです。

  • 属人化による業務停止リスク
  • データ破損による情報消失リスク
  • 同時利用数の上限による業務滞留
  • バージョンアップ非対応によるセキュリティリスク
  • 内部統制・監査対応が難しい

 Accessは便利ですが、企業の成長に合わせて発生するリスクを回避するためには、適切なタイミングでの見直しが必須です。

まとめ:移行は「今すぐ作り替えるべき」ではなく、“正しく判断する”ことが重要

 Accessは長年使われてきた“心強い味方”ですが、企業の業務規模やスピードが変化すると、Accessでは対応しきれない領域が確実に増えていきます。

 「まだ困っていないから…」
 という理由で先延ばしにすると、トラブルが発生した時には取り返しがつかないこともあります。
 大切なのは、“今の状態を整理し、正しく判断すること”。

 この記事のステップを参考に、まずは現状整理から始めてみてください。 我々システムデザイン開発はスクラッチ開発をメインとした受託開発を行っており、貴社の業務に本当に合ったシステムをご提案できます。
 はじめての方でも、丁寧にサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。


システムデザイン開発は、北海道の地で創業40年を迎えます。企業向けのシステム設計~開発・構築~保守運用までワンストップサービスを提供するシステム開発会社です。豊富な開発実績と高い技術力を強みとして、北海道から全国へ幅広い分野・業種へトータルにサポートいたします。

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