受託システム 導入事例
受託システム 導入事例
IBM i (AS/400)
- 業種
- 化粧品卸売業
- 導入システム
- 統合システム(販売管理・精算管理・経理他)
- システム導入の背景
- それぞれのシステムが独立して構築されておりシステム間の連携の手間が多い
- 一部の部署ではEXCEL等で手作業で管理しており運用ミスが発生している
- 取引量が年々増えており今後の展開を踏まえてPCサーバでの構築が難しくなっている
- 支店間のデータのやり取りが煩雑化している
- 導入システムの概要
- インターネットVPNを構築し全国の支店の情報をリアルタイムに共有
- 全国で独自に行っていたシステムをIBM i 1台に統合し、各システム間をシームレスに連携する
統合システムを構築 - IBM i 上でwebサーバーを稼動し、クライアントエミュレータの台数を削減
- 基幹業務を行わない営業担当等の見積・受注・照会業務等をブラウザベースで行う
- システム導入後の効果
- 運用が煩雑だったのを1つに統一された為、事務のコストが大幅に削減
- 営業担当がどこにいてもブラウザでシステムの情報を見ることが出来る
- IBM iのセキュリティと信頼性を基盤に24時間安定したシステムを実現
- 支店間の情報共有をグループウェアでリアルタイムに行う事が実現
- サーバを1台に統合できたので、今まで各支店で発生していたサーバ機器等の
ハードウェアにかかるコストを大幅削減
IBM i (AS/400)
- 業種
- 食品製造卸売業
- 導入システム
- 営業支援webシステム
- システム導入の背景
- 同社にはRPGで開発されている5250画面での営業支援システムが導入されていたが、営業担当の端末にエミュレータがインストールされていない為、今までは容易に営業支援システムの画面や帳票機能が使用出来なかった。
- 営業力の強化と今後のシステム展開を考慮し5250画面のweb化を検討する事となった。
- システム導入前の課題
- 営業担当の端末1台1台に5250エミュレータをインストールするにはライセンス費用がかさむ。 同社の営業強化の為、社内だけではなく、インターネットにつながる環境があれば、どこにいても在庫の照会や売上実績、目標等を確認出来る画面が必要。 全体の基幹システムの中で、一部の営業支援の部分のみをWeb化する為、初期コストを抑える必要がある。 各社ミドルウェアの導入での5250画面の自動Web化も検討したが、コストに見合わなかった。
- 導入システムの概要
- 保守契約が年内で終了のAS/400からIBM iのリプレイスタイミングでZend Core for i5/OSを導入。
- ミドルウェアは使わずにPHPで営業支援システムを刷新。 ・既存機能からのリプレイスなので設計等の開発期間と開発コストを大幅短縮 ・使い勝手も既存の機能を踏襲しつつ、Ajaxライブラリを利用して5250画面に馴染みのない営業担当者でも容易にあつかえる様なWebブラウザでの運用を実現。
- システム導入後の効果
- Zend Core for i5/OSにより、すべての機能がIBMi上で稼働するので余計なサーバハードウェアの維持費を削減。
- 営業担当の端末に5250エミュレータをインストールする必要が無いので余計なライセンスの保持を削減できた。
- 現場のニーズに答えつつ、一部の機能をローコストでWeb化する事ができたので今後、基幹システム、工場システムでも同様の技術でWeb化推進の足がかりとなった。