技術・業務

RPG言語とは?

IBMiの開発に携わった事がある人は、1度は聞いた事があると思われるプログラミング言語”RPG言語”について、今回はご紹介していきたいと思います。

RPG言語の歴史

RPG言語は1959年にIBM社により事務処理用プログラミング言語として誕生しました。
そこから1990年代までに何度かバージョンアップを重ねて、1994年に”RPGⅣ”がリリースされ、現在でも利用されています。

RPG言語はIBM社のOS400で動作するプログラミング言語として長年利用され続けています。

RPG言語を使用することによるメリット

RPG言語を使用することによるメリットとして第一にあげられるのは、昔ながらの手続き型でのコーディングが必要であり、現在主流となっているオブジェクト指向型言語と違って、ソースコードを上から下へ流れるだけの単純なプログラムを組むことが可能です。
その為、保守性がかなり高く、システム改修をより容易に行えます。

なぜRPG言語なのか

今回なぜRPG言語についてご紹介しようと思ったかというと、
現状IBMiを利用して自社の基幹システムを運用している企業が一定層いる事に対し、
近年新しいプログラミング言語がどんどん増えていく中で、進んでRPG言語について学ぶ人材や機会が減っている事で、RPG言語を扱える技術者が少なくなってきている実情があります。

メリットの説明の時にも記載していますが、保守性の高さからシステムを切り替えずに何年にも渡って使用出来る事もあり、RPG言語を習得している技術者は長期間活躍出来るものと考えられます。

まとめ

長い間利用され続けているプログラミング言語としてRPG言語をご紹介しました。
長く利用されるという事は時代遅れな技術と思われがちですが、そうではなく今後も含めて長く活躍が出来る技術と捉えるべきだと私は思います。

しかしRPG言語を扱える技術者が少なくなってきている今、技術者不足でお困りの方、システムサポートが満足に受けられない等の課題をお持ちの企業は多いと思います。
弊社ではRPG言語を扱える技術者を擁しており、AS400の販売から、システムの開発、運用サポートまでお客様の業務システムを一貫してサポートしております。
また、他社が開発したシステムのサポートも可能となっております。
その為お力になれる事も多々あるかと思いますので、IBMi関連でのお困りごとがありましたら是非お問い合わせください。


システムデザイン開発は、北海道の地で35年以上の歴史があります。企業向けのシステム設計~開発・構築~保守運用までワンストップサービスを提供するシステム開発会社です。豊富な開発実績と高い技術力を強みとして、北海道から全国へ幅広い分野・業種へトータルにサポートいたします。

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