こんにちは、システムデザイン開発の辻です。
当社のストレスチェックサービス「こころDo!?」は、ロハスオフィス 関谷先生の産業医サービスと提携しています。いつもお世話になっております。
今回は関谷先生のウェビナー「血圧の高い社員がいたらどうする?」をご紹介させていただきます。
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関谷 剛 の 産業医こぼれ話 「血圧の高い社員がいたらどうする?」
血圧の高い社員がいたらどうする? (youtube.com)
関谷 剛 (せきや たかし)プロフィール
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1968年生まれ。東京都新宿区出身。東京大学未来ビジョン研究センターライフスタイルデザイン研究ユニット客員准教授。医師、医学博士、労働衛生コンサルタント、産業医、株式会社ロムラボ 会長、合同会社ロハスオフィス 代表社員。
信州大学医学部を卒業後、東京大学附属病院、国立国際医療研究センターに勤務。その後、東京大学大学院医学系研究科アレルギーリウマチ学に入学し、免疫アレルギーを研究。卒業後医学博士を取得。また、東京大学医学部衛生学にて環境医学や免疫学を研究。予防医学、産業衛生学を学び、労働衛生コンサルタント、産業医資格も取得。
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現在50代の男性である私も数年前から血圧が高めと言われるようになりましたが、かかりつけ医からは痩せたら直るよ、と言われていたので、まずはダイエットということで、特に何もしていませんでした。
それでも、高血圧による病気は怖いです。脳梗塞、心筋梗塞、いわゆる「あたる」と呼ばれる病気です。突然この世を去るのも怖いですが、半身不随などの大きな障害が残るのはもっと怖いです。
ちなみに、高血圧と診断されるまでは「梗塞」の漢字は書けませんでしたが、今はちゃんと書けるくらいたくさんインターネットで検索しています。
みなさんの職場にも私のような高血圧の方はいませんか?
下手をすれば、中年男性職員は、ほぼ全員ということもあるかもしれません。
高血圧を抱える職員が多くいる職場の場合、会社はどのような対策が必要なのでしょう?
高血圧はよくあることなので、そもそも対策が本当に必要なのでしょうか? 関谷先生のこのウェビナーで、その点を勉強させていただきました。
高血圧が原因で倒れたら労災!?
まずは、昔話から。
メタボリックシンドローム、通称「メタボ」。
たしかに自分の若い頃にはない単語でした。今ではすっかり定着していますが。
「メタボ」という言葉がなかった頃はどのように呼ばれていたかというと、「死の四重奏」と呼ばれていたのだそうです。肥満・高血圧・高血糖・高脂質の4つだそうです。
「死の四重奏」、英語だとデス・カルテット…。「デスカル」とかの方が脅しとしては効果が高そうです。
メタボは今や太ったおじさんの枕詞(悪口)にしかなっていませんし。
今回のウェビナーのポイントは、高血圧と診断された従業員が、仕事中に脳出血や心筋梗塞などで突然倒れたとき、それが「労災」と認定されないために、企業のやるべきことは何か、ということでした。
そのやるべきことのひとつで、最も重要だと感じたのは、「高血圧と診断された職員には、必ず個別に医療機関への受診を勧める事」でした。「ちゃんと病院に行くように」という全体へのアナウンスだとNGだそうです。これを個人に対して通知していないと「職場の安全配慮義務違反」となり、労災認定されかねないそうです。
高血圧の大敵であるストレス
高血圧と診断された職員には、ストレスチェックで高ストレス者に該当しいてないかどうかも確認する必要があると思いました。
高血圧を持ちながら働く中年男性は本当に多いです。
中年男性ともなれば、責任ある仕事に就いている人も多く、残業もたくさんしていて、上司やお客様から怒られたり、部下を叱らなければならなかったりと、ストレスが多い仕事を日々こなしているとお察しいたします。 このストレスも高血圧の大敵です。
関谷先生によると、高血圧を持つ人が気を付ける事として、以下の5点を挙げていました。
①急に寒い所に出る … お風呂や冬場の車から降りる時など
②緊張した時 … ゴルフのパッティングの時に血管障害を起こした人もいるそうです。
③いきんだ時 … 重い物を持つ時や大便の時とか。
④他の病気による … 睡眠時無呼吸症候群など
⑤タバコ … 吸うと血管が収縮するので
上杉謙信は脳卒中で亡くなったといわれているそうで、暖かい部屋でお酒を飲んで、冬の新潟の厠で(イキんで)倒れたから、というのが理由だそうです。
これら全部がいわゆる「ストレス(=外部から与えられる刺激)」です。
またストレスが多くなると睡眠が上手くとれなくなり、これもまた高血圧の大きな敵です。 仕事をしている限り、ストレスから完全に逃れることはほぼ不可能と言えるのではないでしょうか。
ストレスを緩和するために必要なこと
ストレスへの対策は、まず自分の状態を知ることが重要です。
そこで活用していただきたいのが、現在義務化されているストレスチェックです。
ストレスチェックは、この気付きを得ることを目的とした診断ツールとなっています。
当社では通常の57項目のストレスチェックの他に、TAC-24というストレス・コーピング検査をオプションとして実施することができます。
ストレス・コーピングとは、自身のストレスを理解し、上手に対処しようとするセルフケアの一種です。英語で「対処する・処理する」という意味の「cope」が語源で、アメリカの心理学者、リチャード・ラザルスによって提唱されました。TAC-24では、ストレスがかかった時にどのような対処をよくおこなうかを知ることができるため、新たな対処方法を見つけることができ、ストレスに強くなるお手伝いが可能です。
高血圧と診断された職員がいらっしゃる職場の皆さまには、ぜひTAC-24をお試しいただきたいと思います。
当社では、ストレスチェック総合サービス「こころDo!?」を提供しています。 ストレスチェックに関するご質問やご相談などありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
クラウド型ストレスチェック総合サービス「こころメイト」
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