―知的障がい者の雇用と職場のストレス管理―
こんにちは、システムデザイン開発です。
ストレスチェック制度が始まってから、早いもので10年が経ちました。いまや「ストレスの管理」は、誰もが安心して働ける職場づくりに欠かせない取り組みとなり、多くの企業でストレスチェックが当たり前のように実施されているのではないでしょうか。
しかし、ここで改めて考えたいのが「誰もが安心して働ける職場」とは何か、ということ。特に、障がい者雇用が広がる中で、職場環境の整備はより重要なテーマとなってきています。
今回は、知的障がい者の雇用に関心のある、またはすでに取り組まれている企業のご担当者様に向けて、現場の事例を交えながらご紹介します。
🔹 一般的なストレスチェックに潜む課題
従来のストレスチェックが、知的障がいのある方にとってはうまく機能しないことがあります。現場では、次のような課題が見られます。
- 質問の内容がわかりにくい
- 回答方法が複雑で、実際のストレス状態が正しく反映されない
- 評価が不正確になり、必要な支援につながらない
このような状況では、「チェックしたのに状況が改善しない」と企業側の悩みにもつながってしまいます。
📌 実際の現場で起きたこと
北海道のある企業での事例です。ストレスチェックの結果、4名が「高ストレス者」と判定され、その中に知的障がいのある従業員が1名含まれていました。
保健師が面談を行ったところ、本人は「特にストレスは感じていない」とのこと。詳しく話を聞いてみると、「質問の意味がよくわからず、なんとなくで答えてしまった」というのです。
このように、チェック結果が実態を反映していないケースは珍しくありません。そこから見えてきたのが、「障がいのある方にも対応した、新しいストレスチェック」の必要性でした。
🎯 そこで生まれた新しい選択肢「こころDo⁉フレンドリィ」とは？
こうした課題に応える形で開発されたのが、ストレスチェックサービス「こころDo⁉フレンドリィ」です。このサービスは、知的障がいのある方でも直感的に答えられるよう工夫された設計が特長です。
💡 「こころDo⁉フレンドリィ」の主な特長
- 🔵 インターネット経由でPCから簡単に受検可能
- 🟢 質問が1問ずつ表示され、迷わず答えられる設計
- 🟡 イラスト付きで視覚的に理解しやすい
- 🟠 知的障がいのある方は無料で利用可能。導入のハードルが低い
このサービスは、東京大学大学院 医学系研究科 精神保健学分野の専門チームによって開発された、信頼性の高いチェックツールです。
🏢 企業担当者が持つべき視点とは？
障がい者雇用におけるストレス管理は、単に法的義務を果たすためのものではありません。それは、すべての従業員が快適に働ける環境をつくるための土台でもあるのです。
「こころDo⁉フレンドリィ」のようなツールを活用すれば、従業員一人ひとりの特性に合わせた支援が可能となり、結果的に企業の持続的な成長にもつながっていきます。
💭 まずは気軽に試してみませんか？
「ストレスチェックを実施しているけど、うまく活用できていない気がする…」
そんな不安をお持ちの企業ご担当者様にこそ、ぜひ一度お試しいただきたいサービスです。
正確で配慮あるストレスチェック「こころDo!?」を取り入れて、誰もが安心して働ける職場づくりを始めてみませんか？
